健康診断の血液検査で悪玉コレステロールの数値が高かったら

健康診断で血液検査を受けてみたら、悪玉コレステロールの数値が高いと指摘されたら、注意が必要です。コレステロール自体は体に必要なものですが、悪玉コレステロールの数値が高いということは、血管が傷つきやすくなっている恐れがあります。
健康診断の血液検査だけではわからないですが、血管に傷があると、肝臓からコレステロールが放出されて、その傷を修復しようとします。これがいわゆる悪玉コレステロールと呼ばれるものです。逆に、体全体から肝臓に戻っていくコレステロールは善玉コレステロールと呼ばれます。
この悪玉、善玉という言葉に惑わされてはいけません。悪いのはコレステロールではなく、血管を傷つけている物質です。その物質とは、ブドウ糖です。
健康診断の血液検査で悪玉コレステロールの数値が高いからといって、コレステロールが多い食品を制限しようとする人は少なくありません。医師の中にもコレステロールの多い食品を制限させる人もいます。
しかし、コレステロールは肝臓で不足分は作られてしまいますし、多過ぎれば排出されます。つまり、体に必要な量が保たれているということです。
本当の犯人は、血管を傷つけてしまう糖質です。小腸でブドウ糖まで分解されると、血液の中にブドウ糖が入り込んできます。通常の量ならばインスリンの働きで回収されるので問題ありませんが、多くなりすぎると血管を傷つけ始めます。また、インスリンの働きで脂肪細胞にブドウ糖が蓄積されるので、肥満の原因になります。
ブドウ糖が血管を傷つけたことが原因で悪玉コレステロールの値が高くなっているのですから、糖質を少なくするのが対策のポイントになります。
糖質制限では、1日の糖質摂取量を60gまで抑えることを目標にしています。ご飯やパンなどの炭水化物は2食、1食、0食のいずれかにするようにします。全く摂らないと不安かもしれませんが、脂肪が分解されて脳のエネルギーになるので心配いりません。